※の治療は保険適用です。
Qスイッチルビーレーザーは、特定の波長帯を持つためメラニン色素に高い吸収率を示すことから、シミや色素疾患の治療に特に効果的とされています。レーザー光の高いパワーを利用し、周辺組織への熱損傷を避けながら、メラニン色素を選択的に破壊する能力を持つため、治療後のダウンタイムや傷のリスクを抑えます。
シミ、そばかす、その他の色素疾患の原因はメラニン色素の過剰な生成や蓄積です。このような色素疾患を効果的に治療するためには、メラニン色素に特異的に反応するレーザーの使用が推奨されます。
QスイッチレーザーとQスイッチヤグレーザーは、色素疾患治療のための代表的なレーザーとして知られています。これらのレーザーを組み合わせて使用することで、より深層のメラニンにもアクセスし、全体的に均一で効果的な治療を実現することができます。
また当院のこだわりとして、求められる効果に応じた打ち分け(ルビーフラクショナル)を採用しています。通常のQスイッチルビーレーザーは図の左側のように面で照射を行いますが、ルビーフラクショナルは右側のように点状に照射します。通常の面で行う照射の約40%をカバーします。
ルビーフラクショナルを選択するメリットとしては、皮膚ダメージが少ないので痛みが小さいのはもちろんのこと、「術後のテープ保護が不要」「黒くなりにくい」「肝斑が出にくい」「広範囲の治療が可能」などが挙げられます。
光治療の効果で十分な効果が得られなかった方、お顔の全体的なくすみ改善や透明感を出したい方、肝斑があるため、レーザー治療が難しいと思われる方にぜひお試しいただきたいと思います。
Qスイッチルビーレーザーは694nmという波長を持っており、メラニン選択性(メラニンのみに反応して破壊する性質)に優れているので、シミ取り治療にとても効果的です。
Qスイッチルビーレーザーは、瞬間的な光で熱エネルギーを放射することで、短い施術時間でシミやあざに作用します。そのため、シミやあざへの治療として一度の治療でも高い効果を期待できます。
Qスイッチルビーレーザーは、シミやあざの原因となるメラニン色素に対してのみ反応するので、正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えて治療することが可能です。
シミやあざは皮膚の内部のメラニン色素が増加することによって生じます。茶・青・黒などの色の違いはメラニン式の増加度合いや深さが原因で起こります。
患部に照射されたレーザー光は、メラニン色素によく吸収されるので、正常な皮膚組織へのダメージを最低限に抑え、メラニン色素を選択的に破壊します。
レーザーによって破壊された色素は数週間のうちに体表へと排出されます。皮膚の深い部分の色素については、数ヶ月のうちに取り込まれ分解されます。
破壊された色素(メラニン色素)の排出が進むと、シミやあざのない綺麗な肌へと徐々に改善していきます。
YAGレーザーは2つの波長を使い分けるため、幅広い治療に対応が可能です。一方で、ルビーレーザーは高出力での照射は難しいものの、メラニンの吸収率の高さや酸化ヘモグロビンへの反応の低さにおいて、YAGレーザーより優れています。
つまり、シミの除去に関しては、その他の正常組織へのダメージを最小限に抑えながら効果的に作用する点で、ルビーレーザーが優れています。
ルビーレーザー
YAGレーザー
施術時間 | 約5~30分(照射数や範囲によりかなり差があります) |
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通院ペース | 1ヵ月に1回程の頻度で施術することをおすすめします。保険適用疾患の患者様は3ヶ月間隔でレーザー照射を行います。 |
洗顔・シャワー | 当日より可能。(10日目まではテープを貼った状態で行ってください) |
メイク | 当日より、患部を除いてメイク可能。 |
リスク・副作用 | 新しい皮膚が再生、成熟する際にかさぶたが生じます。掻いたりせずに冷やしてください。 |
太田母班、青アザ(異所性蒙古斑)、茶アザ(扁平母斑)、外傷性刺青 | 上記診断の治療 | 保険適用価格 |
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ピンポイントルビー | 直径の合算1cmまで | ¥13,200 |
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顔全体/ドクターお任せ | ¥99,000 |
ルビーフラクショナル | 顔 (照射範囲はドクター判断) |
¥33,000 |
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ルビーフラクショナル+エレクトロポレーション | 顔 (照射範囲はドクター判断) |
¥38,500 |
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ルビートーニング+美白パック | 1回 | ¥16,500 |
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3回 | ¥41,250 |
ルビートーニング+エレクトロポレーション | 1回 | ¥22,000 |
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3回 | ¥55,000 |